アルカリ・ラボ-体液のアルカリ化を目指す研究所、医学博士、楠崎克之が代表を務める研究所のサイトです。
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月別アーカイブ: 2016年8月

はじめに

人類の食生活は原始以来の採取狩猟中心の低栄養食から農耕中心の生活に変化し、畜産による食肉の安定供給などにより高栄養食へ徐々に変貌を遂げました。しかし、18~19世紀の産業革命による科学の発展は機械産業だけでなく農業、漁業 …

体液中の水素イオンとpH

人の体はその60%は水分であり、その中に実に様々なものが溶け込んでいます。水素や塩素、硫黄、リンなどの非金属元素イオン、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの金属元素イオン、アルブミン、酵素やホルモンなどのたんぱく質、ア …

水素イオンの産生と排泄

それではこの水素イオンは体内でどのようにして産生されて、排泄されているのでしょうか。水(H2O)は分解されると水素イオン(H+)と水酸化イオン(OH–)に分かれますが、生体内の水はH2Oで安定しています。ここ …

食事と体液の酸性化の関係

食事や飲料水などから入った水素イオン、たとえばお酢(酢酸)、炭酸、リン酸などは胃酸(塩酸)と混ざって十二指腸で膵臓から分泌された大量の重炭酸ナトリウム液で中和され二酸化炭素と水になり腸管で水素イオンとして吸収されることは …

体液が酸性化している証拠

それでは本当に体液が酸性になっているのでしょうか。先ほども述べましたように血液のpHは厳密に緩衝されていますのでここを測定しても本当の水素イオン濃度はマスクされてしまっているので分かりません。ある程度の水素イオンの増減は …

尿は体液の酸性化のバロメーター

尿も細胞外液と同一とは考えにくいのですが、過去の多くの報告では肉や脂肪中心の食事をとった場合と野菜や果物中心の食事をとった場合の尿のpHを比較すると後者のほうが前者よりも高い値を示すことが知られています(11,12,13 …

高カロリー食が体液の酸性化を促進

原始の時代とは言わないまでも明治の初期までは人類は低カロリー食でも生きることができました。原始の頃には一日一食どころか、いつ次の食物が得られるのか分からず、何日も食事が取れないことも少なくなかったと考えます。食物の中心は …

細胞外液(間質液)の酸性化と細胞および組織障害

それでは水素イオンが細胞外液に増えると何が悪くなるのかを考えてみましょう。肺や腎臓から排出できる水素イオンの量には限界があるので血液中でも大量の水素イオンを処理できなくなるとします。そうすると細胞外液の水素イオンは血液に …

食塩と体液の酸性化の関係

食塩を大量にとるとむくみが生じることが知られていますが、これは食塩の成分であるナトリウムとクロライドは細胞内に入りにくく細胞外液に多く溜まることが原因で、浸透圧の差により細胞外に水が溜ることと、これらの元素に水が結合する …

各種の疾患と体液の酸性化の関係

肥満 これは前述したような高カロリー食の過食による水素イオンの細胞外への排出が悪くなることによる糖代謝、脂肪代謝の停滞による悪循環であると考えられます。もともとは原始の時代にいつ食物が得られるのか分らないような食生活をし …

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